オーラな人々 / 椎根和

オーラな人々

オーラな人々

雑誌「平凡パンチ」の三島由紀夫担当記者だったり、「anan」の編集者だった著者の本。ボブ・マーリー、三輪明宏、テレサ・テンに寺山修二など、取り上げられる方々はまさに「オーラな人々」なのだけど、自慢とも受け取りかねない回想録って感じ。うがった見方をしちゃってすみません。実際そんなことはないんだろうけど。
銀座にあった東急ホテルでハムエッグと白いパンを注文する静かなブッチャーや、自宅が全焼していてもお茶を振舞う高倉健さんとか、43ページつづく三島由紀夫写真とか、面白かったんだけどね。