道をひらく / 松下 幸之助

道をひらく

道をひらく

松下さんの名著の新装版。ビニールのカバーがDefaultで付いているっつーことは「長く読んでね」、文庫なのは「どこでも持ってってね」というメッセージだろう。その通り、これはいつも持ち歩きそう。全て見開き2pなので、どこを開いてもサッと読めるし、どこを読んでもドキッとする。すごい。まさに光の言葉。
冒頭の「道」は、以前苦しいときに読んで号泣したことば。「いま歩んでいるこの道、ともかくもこの道を休まず歩むことである。自分だけしか歩めない大事な道ではないか。自分だけに与えられているかけがえのないこの道ではないか。」私はもう少し、歯をくいしばって歩いていこう。いつか必ず新たな道がひらけてくるのだから。