ごんぎつね / 新美南吉, 黒井健

ごんぎつね (日本の童話名作選)

ごんぎつね (日本の童話名作選)

こちらもほぼ日で平岩紙さんご紹介本。はりゃー・・・こんなに悲しいお話だったっけ。いたずらを反省し、せっせと兵十の家へ栗を運ぶごん。最後はあまりに切なく哀しい。でも、謝罪の気持ちを行動に表せたごんが、羨ましかった。私には「謝罪したくても、もう二度と会えない」人がいる。その人に対しては心の中で詫びる以外、もう何をすることもできない。それを思うと、ごんは幸せだったんじゃないかなぁ。