グッドナイト&グッドラック

グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]

グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]

ERの時から大好きだったGeorge Clooney監督なので見てみた。一言でいえば「喫煙率の高い映画」なのだが、それは置いといて・・。
当時のアメリカで、あんなに激しく赤狩りが行われていたとは知らなかったし、CBSのマローたちがあれだけ権力に屈しなかったのは凄いことだ。「100年後のひとたちが今のTVを見たらどう思うだろう」というセリフは、今のTVに対しても大いに言えることだ。製作者が広告・権力・報道・真実、色んなものの狭間で苦しんでいるのは今も変わらないと思うが、マローの「グッドナイト&グッドラック」のような番組は今や見かけない。とするともう真実の報道なんてないのかも。中にはマローやフレッドのように、真摯に取り組んでいる方もおられると思うが、一体どれが本当なんだろう、なんて思ってしまった。
でも実際George Clooney監督が言いたかったことは、また別のトコなのかも。真意を汲み取れなくてごめんねGeorge。