邪悪なものの鎮め方 / 内田樹

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)

邪悪なものの鎮め方 (木星叢書)

頭がいいひとって、内田さんのような方を言うんだろなあ。難しい話が多すぎて、途中断念。図書館では随分予約待ちしたけど、分かった人ってどれくらいいたのかなぁ。みんなすごいなぁ。
っても「『読字』の時間の必要」の、活字中毒的生活は超納得!内田さんは「海苔の佃煮の瓶のラベルや風邪薬の効能書きを舐めるように読み替え」てたそうだけど、さらに私の場合は、トイレに置いてあった生理用品。昔から裏面はかなり読み込んできたので、多分機能の変遷を語れるね。それはともかく、自分は活字中毒だと意識してこなかったけど、次の文章を読んで自覚した。

活字中毒にとって、コンテンツには副次的な重要性しかない(というか、副次的な重要性さえない)。重要なのは「文字を読むこと、それ自体」なのである。

そうそう。そうそう。ほんと、そうそう。