タカコ・ナカムラのWhole Foodでいこう / タカコ・ナカムラ

タカコ・ナカムラのWhole Foodでいこう

タカコ・ナカムラのWhole Foodでいこう

マクロビやってる方とかの本を読むと、苦しい・・・。実践してるのはとてもすばらしいんだけれども、紹介されている食材は高いし、「ゆるくやってますよ」と書いてあっても、普通食の自分が責められているような気にさえなることもある。風貌がみな同じってのも益々引いてしまう(単に趣味の問題なだけなんだけど)。
しかし、タカコ・ナカムラさんの考え方は、すごくしっくりきた。無農薬を徹底している農家さんとの等身大のお付き合いとか、食べたいものが自然にそうなったというか、自然のリズムで食べるとか。スローフードとかマクロビとかいうけど、農家のご飯なんてそれが日常だし、食事だけじゃなく農業的生活って全部そんなんなのだ。なので、食を含めたすべてを「Whole Food」と呼んじゃうのは、とっても共感できた。うまくいえないけど、自分も自然の一部な訳で、その自然の流れの中で生きている感が中村さんには、ある。非常に面白かった。