なにたべた? / 伊藤比呂美+枝元なほみ

なにたべた?

なにたべた?

LaLaTVの「男子禁制」で見て以来、好きになった伊藤比呂美さん。この本は、料理研究家 枝元なほみさんとの往復FAX書簡なのだけど、お互いのスタンスがありながら自分のことも話しているという「大人の友人関係」って感じが、読んでいても心地よかった。
それにしても伊藤さんが住むアメリカって、恐ろしい(すごい)食べ物が多いのだなー。それに料理研究家の大変さも初めて知った気がする。お互い大変、お互いいろいろ。それでも一生懸命考えたり働いたり、食べたり笑ったりして送られていく日々をおもうとき、人生って短いもんなんだなぁと思う。自分はどれだけ「おいしい!」の食事ができるのかな。せめて、ひとに言えるようなご飯を食べようと思った。
巻末の、枝元さんによるスパイスのお話は使える〜。私はタマリンドも好きなので。