いつまでもデブと思うなよ / 岡田 斗司夫

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

いつまでもデブと思うなよ (新潮新書)

ベストセラーになっただけあって、ものすごく面白かったし参考になった。私も岡田さんと同じで、コンビニのパン売り場で端からひっくり返してカロリーチェック。「これも食べれないのか・・・」と、何度泣きそうになったことか。この本、買った方がいい。ダイエット期間中は何度も読み返すもん。体脂肪と体重の減りが比例しないこともダイエット中に分かったことだし、やっぱ経験した方だからこそのお話が多く、とてもよかった。
実は私も友人Tに影響され、レコーディングダイエットをしていました。1か月ちょっとで2kg減。でもやめた。何故か。私は集中すると極端にやってしまうので、「あれも食べられない」「これもダメ」と、かなり抑制しながら毎日カロリー計算をしていた。書くことや計算はちっとも面倒じゃなかったが、なぜか気持ちも晴れず、肌の調子も悪かった。そんなある日の明け方、自分が病気になり「ゲボッ」と血を吐く夢を見た。かなりリアルで飛び起きてしまった。食べられないことが相当ストレスになるタイプだと分かったのだ。以来、あぁレコダイは誰にでも向くのではないのだなぁと分かり、やめることにしたのだ。
とはいえこの一か月でカロリーオフの知識が身についたので、食事はそのままに運動をプラスすることにした。ケーキも気兼ねなく食べることにしたら、「食べるって幸せ!」とこころから言えるようになった。私のような極端なタイプは、少し工夫したほうがいいのかもしれない。でもレコダイは確かにいい。岡田さんに感謝なのであった。