Live in Wien / Astor Pazzolla

ライブ・イン・ウィーン

ライブ・イン・ウィーン

久しぶりに聞いてみる。冒頭の拍手から盛り上がっちゃうなー。Live版は即興とかまた違っててすごくいい。#4,#6とかうきうき。そして#8「Adios Nonino」は、きっと自分も父の死にあったら聞くだろう。心に染入る感じ。
三輪明宏さんは著作の中などでPiazzollaを忌み嫌っているようだが、まともに聞いたことがあるのかなぁ。あのお方が挙げる「聞くといい、美しい音楽」で挙げるタンゴは古典的でワタシ的にイマイチ。読者が「これは心がきれいになるから聞くんだ」ってのもアリだろうけど、そゆ思いで聞いて、果たしてきれいになるんだろうか。心が揺さぶられるような感動は、まさに生の喜びだし、激しい恋に匹敵するほどすばらしいじゃん。新しいものを受け入れる心も大切だと思うけど。