今日の出来事。

最近古傷の左膝が痛む。水が溜っているのは分かっているが、注射針で抜く痛みも分かるので、ごまかしごまかし生活している。が、ここ最近は特に痛く、今日はびっこを引いて会社を出た。途中JRで乗り換えの際、立って待つ余裕がなかったので、すぐ来た三鷹行に乗り、「今日はいいかな」と優先席に座った。そしてパニックになっても我慢できるよう、身をかがめて目をつぶり、着駅までじっとしていた。
そして新宿を過ぎた時、「お嬢さん、お嬢さん」。顔をあげてみるとおじさんが。隣に座った女性とご夫婦のようだ。「若い者が座って△△△×××」よく聞こえなかったけど、座りたいんだなと思い「すいません」と席を立つ準備をした。おじさんは「いや、いいですから。」私は「中野で降りますのでどうぞ。すみませんでした。」と立ち、向いの吊革につかまった。3駅我慢すればいいや。
暫くすると後ろから「ああいう若い者が座るから困るんだ」「優先席でなく専用席にすればいいのに」と大声で話している。ぐったりしていたのでなんとも思わなかった。中野で降りた。ますます足が痛かった。よろよろで帰った。
私はそのおじさんおばさんに対してどうこう言いたいのではない。悪いとも思わない。当たり前のことだけど、あからさまに分からない病気や怪我は、理解されないものだ。自分も逆の立場だったら理解できないからだ。今度は包帯をぐるぐる巻きにして座ろう。なんちて。