誰にも教えたくなかったとっておきの宿

全てを忘れてしまえるところへ行きたいから借りたと思う(あんまり覚えてない)。この本に載っている宿はいずれも高くて泊まれないところばかりだが、見ているだけでわくわくしてくる。お風呂に入りたいなーと思うときは、決まって自分の中に澱みたいなものが溜っている時。わざわざ出かけて入りたいと思う今は、ピークなんだろう。薬をしこたま飲んで朦朧としていれば乗り物には乗れる。どこかへ行こうかな。どこかへ行こう。