こころのひみつ / 田口ランディ・寺門琢己

こころのひみつ

こころのひみつ

数年ぶりに読み返してみると「あぁ」と腑に落ちることばかりだ。特に、死者の話は納得。Rちゃんもパパさんも叔母も、みんな亡くなってしまった。でも亡くなったことで自分にインストールされる何かのおかげで、初めて死者と向き合うことができる。何日も、何年も、何十年も。
「こころ」については、全て賛成できる訳ではないけれど、目から鱗もありあり。体と心って一体なんだなぁー。