食料品屋の息子

mibu8882011-03-17

DVDで出ていないんだけど、とってもよかった。30才になるアントワーヌが父親の入院をきっかけに自宅へ戻って移動販売をするんだけど、その間には兄の自殺未遂、愛するクレールとの関係、横暴な父親、間に立って我慢する母親とさまざまな家族模様がある。どの国でも父・息子の関係は微妙だったりするんだな。仕事が長続きしないアントワーヌが、田舎の老人客相手に移動販売をしながら、次第に変わっていく姿は自然でいい。そしてフランスの自然が大満喫できる!どこかしら勝沼にも似ていて、懐かしむことしきり。至極自然でリアルだなーと思っていたら、監督エリック・ギラドはドキュメンタリー映画監督。流石。