ジーザス・キャンプ

アメリカにある、キリスト教福音宣教会のフィッシャー女史と、彼女が主催する子供のサマーキャンプを追ったドキュメンタリー。すげーーーーーー怖い。肥満のフィッシャー女子が「人間は食べ物を過剰に食べ云々・・・」なんてセリフ、説得力ないじゃーんと笑ったけど、子供たちは真剣。しかも子供たちが大泣きしながらトランス状態になるなんて、どうみてもおかしいだろ。中絶のこととか教えが全部間違ってるとは思わないけど、誤ったことを教えている学校に行くことは神の意思に反するとか、キリストを信じてないと天国に行けないみたいなこととか、非キリスト教信者の信仰の自由を、大きな愛で受け止める心の広さはないようだ。こういった極端な原理主義を見るにつけ、聖書の教え?の振り幅の大きさを痛感する。こんな極端な思想を、神様はお望みになるだろうか。教会に行かなくたって、すべてのひとに神の愛は注がれているのに。子供の魂百まで。この子供たちはどうなっていくんだろうか。