ヒア アフター@新宿ピカデリー

mibu8882011-02-23


雑誌て見て、速攻レディースデーに行ってきた。サンフランシスコで「元霊能者で今は普通に暮らしているジョージ、南の島で津波に会い臨死体験をしたパリのマリー、ロンドンで双子の兄を亡くしたマーカスが、あることをキーに出会うお話。一言でいうと、面白かった。というか理解できることばかりで、映画にするとこういう感じなのだなーと思った。神様が俯瞰してる感じ。
自分の霊能力を「呪われた」と言うジョージの苦悩と葛藤は、見ていても痛いくらいだ。実際そうなのだろう。避けても目をつむっていても、そうなのだろう。マリーの美しさと賢さにはうっとり。マーカスとジョージのシーンは泣けてしまった。この手の話を忌み嫌うひとびとは実際も多い。信じるのが怖いのか、本当に死は無だと思っているのか。でも仏教国の人には理解しやすい話ではないか。ヒア アフター=来世、ここのあとどうなっていくのか。監督クリント・イーストウッド・総指揮スピルバーグがこの時期に全世界的に作った作品。明らかに偶然ではないだろう。
しっかしマット・デイモンはもんんんんんのすごくかっこいい!逡巡するところ、一人でごはんを食べているところ、手の動きや目線の移ろい方、すべてにおいてprofessionalだ。ずっといい作品に出続けている堅い俳優さんって感じ。