あなたに喜んでもらえるように いつも感謝の心で / 佐藤初女

あなたに喜んでもらえるように―いつも感謝の心で

あなたに喜んでもらえるように―いつも感謝の心で

初女さんの本を読むと、つくづく「自分はガサツにいきてきたんだなあ」と思う。いろいろなひとやもの、空気や何かを大切にしないまま、したり顔で生きている汚れた自分を知る。でもさ、初女さんのようになれなくても、憧れるってことは自分も近づけるということだ。努力してみる。何のために?誰かのために。
「犠牲というのは自分を苦しめることではなく、相手のために、だれにでもできる一線を越えて行動することだと思います。」は胸にじいんときた。初女さんの旦那さんのお言葉「人は人で磨かれるのだから、人の中に出て行かなくてはダメだ。」は反省することしきり。キリスト教がベースにある方の本は、乾いた喉に流し込む水のように、自然に心に流れてくる。誠に誠にありがたい。