ホテルの基本は現場にあり

ホテルの基本は現場にあり!

ホテルの基本は現場にあり!

仕事ができる・できないの基準ってのは、つくづく『思いやり』なのだなぁと思う。もちろんそれ以外の判断基準もあるんだけど、相手に対する想像力と自身の実践力がキモではないだろうか。
本書の著者 佐藤さんはホテルマンだけあって(今はロイヤルパークホテル会長)、おもてなしに即した話が書かれているけど、仕事ってのはたいていはお客様がいるものなので、業種関係なく学べる箇所が多い。p56・p106とかはひさしぶりに「あぁそうだなぁ」と感じ入るものがあった。
都内には数多のホテルがあれど、これを読んでいると会社に近い汐留ロイヤルパークホテルへ行きたくなるなぁ。どうか会長さんの想いがそこここに溢れていますように、幻滅しませんようにと(何故か)祈りたくなるのは不思議だ。