新幹線ガール / 徳渕真利子

新幹線ガール

アルバイトからワゴン販売トップ→正社員になって頑張っている新幹線パーサー 徳渕さんの本。車内ワゴンで買うホットコーヒーには6ページものマニュアルがあり、ワゴンは結構重かったり等等、オドロキも多くて楽しかった。
とりわけ印象的だったのは、彼女の爽やかさだろう。先輩から怒られても挫けないところや、接客を工夫したりして頑張っている様子は、自分が社会人一年生だった頃を思い出したり。んでも大切なことってのは、年齢や職種に関係なく常に同じなんだなと思う。一生懸命さってのは、何も「若さの特権」ではなく、誰しもが徳渕さんのような爽やかさを持てるはずなのだ。知らない間に「経験」「年数」「年齢」なんてものに囚われていた自分に気づいて反省した。
当分乗れる予定はないけれど、いつか新幹線に乗ることがあったら、笑顔でコーヒーとお弁当を買ってみたい。