明日は昨日の風が吹く / 橋本 治

明日は昨日の風が吹く

明日は昨日の風が吹く

すっげー面白かった!1997年から「広告批評」に連載されていたコラム(というの?)を集めたもの。私は当時を振り返りながら読むのだけど、橋本さんが書いたときはリアルなわけで・・・すげーよ。日本の政治なんて「あれからその通りになったじゃん!」って箇所も多々あるし、「ああー」と思う箇所も多々多々有り有り。なんせ橋本さんの「もののみかた」と洞察力にいたく感激してしまった。
親が浮気だとか離婚だとかになった子供の心境とか、憲法第9条の「正しい書き方にすると」とか、うまく言えないけど太字ゴシックでくくりたい感じ。こーいうみかたをする方とゆーのわ、どんな頭の構造になってるんだろう。小説家だから?橋本さんだから?
一文ずつ味わいながら読んでいたらあっさり返却期限がきてしまった。さすが2段組。また予約しなおしたことは言うまでも無い。でも買っちゃおうかな。それくらい面白かったのでした。あー感想が超ヘタ!