ラーメン花の華@中野

今日はひとりラーメンデビュー。会社帰りに「どっか寄ろう」と思っても、つい「冷蔵庫のあれを暖めれば一食分浮く」とか「あれを食べてしまわなくちゃ」とか思うと、ついまっすぐ帰宅してしまう。でもラーメンは別だ。家でも作るものは、冷蔵庫にある野菜の切れ端やキムチの残りとかを入れてしまうので、結構おぞましいラーメンになっちゃうのだ。んでもこの寒さの今日はそれでなく、コッテリしてて湯気がほわわわんとして、ゆで卵とか乗っかっちゃってる、濃厚なやつが食べたくて、意を決して行ってみた。
一応偵察として(ビビりだから)遠くから店内の様子を伺うと、カウンターにおばさんの背中だけが見えた。よし!今なら行ける!と勇気を出して入り、慣れてるかのように味噌ラーメンを注文した。どきどき。正面から見たカウンターのおばさんは、スポーツ新聞を読みながら麺をすすり、合間に煙草を吸いながら会計も済ませ、さらに麺をすすっていた。「あぁならなくちゃだめなんだなー」とおばさんをぼおっと見ながら私もすすった。ずっと食べたかったラーメンは、すんごくうまかった。でもゆで卵を頼む勇気は出なかった。ちょっと後悔した。