白州次郎・正子の夕餉 / 牧山 桂子, 野中 昭夫

白洲次郎・正子の夕餉

白洲次郎・正子の夕餉

先日読んだ「白州次郎・正子の食卓」の続編。うーん、ひとんちの食卓とは何故こんなに面白いのか。もちろん器やお料理、センスありありなのは一般家庭と似て非なるものだけど。んでも巻末の桂子さんの文章によると「正子はコンビニのおにぎりと味噌汁をいたく気に入り、飽きるまで食べた」とは意外。おにぎりのパッケージやフリーズドライの技術に、日本の美を見たのかなぁ(勝手に予想)。
「茹で卵と豚肉の煮物」(p112)のコメント「男は卵だけ食べさせておけば、文句を言わないと思いました」は笑えた。