ヘアスプレー

たのしかったーーー!!主人公トレーシーが夢をつかむまでの物語なのだけど、出演者の歌も演技もすばらしい。主人公トレーシーは何しろ明るく前向き。「自分の未来にHelloと言おう」とは、なんて素敵な歌詞なのかしら。「ボルティモア」の発音、なんてすばらしいのかしら。デブでも生きてていいんだ!と、我とダイエットを忘れ、夢中で見た。
中でも私が一番シビれたのは、パパとママ。パパ役クリストファー・ウォーケンの控えめさもユーモアも素敵だったし、ママ役の女装トラボルタもいい。パパとママが仲直りするシーンの歌はあまりにもおかしくてげらげら笑った。比喩って、人生をいろどり豊かにするものなのだなー。あんな風に言い合い、子を信じる親になってみたいものだ。
そういえば「バグダッド・カフェ」のマリアンネ・ゼーゲブレヒト扮するjasmineも素敵だった。やっぱさ、同じデブなら明るいデブになろう!と、全く違うところで感激し、見たあとドカ食いした。