ドイツの小さな手仕事 / 山田庸子

ドイツの小さな手仕事

ドイツの小さな手仕事

最近無意識に手に取る本はドイツものばかり。行けないからせめても、と思うらしい。この本は私が大好きなものばかりで、おおおーとひとり感激しながら読んだ。とくにバウムクーヘン職人。「死んだら棺桶に入れて」と家族に頼むくらい目がない私は、こころから「バウムクーヘンの芯柱になりたい」とおもった。いつかゼルツヴェデルに行かねばなるまいと決意したのは言うまでもない。
他にもボビンレース・レープクーヘン・デコパージュに木のハンガーと、魅力的な品々ばかり。ドイツ=職人という安直な公式ができている私の頭は、一瞬にして機上の人 in Lufthansa