だまされることの責任 / 佐高信, 魚住昭

だまされることの責任

だまされることの責任

大好きな佐高さんの本だったので借りて見たのだけど、マジ読んで良かった!「ジャーナリストに心から感謝した本 ひさびさ版」って感じ。冒頭の、伊丹万作さんのエッセイ「戦争責任者の問題」から頭にパンチをくらう。「戦争責任について『だまされた』と人々は口にするが、だまされた方に問題はないのか?」という提言をもとに始まる対談。はじめから終りまで興味深い。又、丁度知人に勧められて買った「差別と日本人」(辛 淑玉・ 野中広務著)を読む前だったので、野中広務さんまわりの話は下勉強にもなった。
戦争のこと、政治のこと、まだまだ不勉強なことばかりなので、興味深い点をいろいろ調べてみようと思う。ほんと、ジャーナリストな方々のありがたさを痛痛痛感した。また読みなおそう。