舞い落ちる村 / 谷崎 由依

舞い落ちる村

舞い落ちる村

なんて表現すればいいのか分からない。ものすごく混乱するような、けど最後までずぶずぶと入っていった感。とにかく不思議。
簡単に言えば、不思議な村から出てきたいち子の、村の関わりに終始するお話なんだけど、なんつーか うーん・・・とても的外れかもしれないけど、「言葉の意味の持たなさ」「言葉の不在」というか、「この世は、いかに言葉に意味を持たせたがるか」ってことが印象に残った。
こういったお話が書けるって、本当にすげえ。図書館本 表2に貼り付けてあった帯には「文學界新人賞受賞作品」あぁやはりって感じ。しっかしひどすぎる私の感想。おもしろかったんですよ。