人生の流儀 / 城山三郎

人生の流儀

人生の流儀

城山さんの、今までの著作の中から選出された箴言集。城山さんと言えば、「企業」「サラリーマン」「官僚」というイメージなだけに、「男と女について」の章は興味深い。女は無駄だけど、欠かせない存在でもあることよ。
又、母親についての章だったかな?「母という字の中の『、』は乳房を現わしている。横の棒線は『手を広げたところ』。」という、小説からの抜粋には脱帽。かーちゃんは子供に対して、手をかけすぎてはいけないのだ。妙に感心。