素直な心になるために /松下幸之助

素直な心になるために (PHP文庫)

素直な心になるために (PHP文庫)

昨日図書館から「貸出OK」のメールがきたおかげで、昨夜私は勇気をもってあることに立ち向かえた。世の中、偶然はない。
この本の素晴らしいところは、単に「素直になりましょう」でなく、松下さんご自身がお持ちのしっかりした根拠があるところだ。また後半は「素直な気持ちでない場合」ということも載っており、とても分かりやすい対比となっている。
そして一見弱そうな「素直」って、実はとても強いのだということがよく分かった。素直に話せば相手に伝わる。素直に受け止めれば禍も福に転じることができる。素直さゆえのしなやかさってあるような気がする。お花だって風に身を任せているから、折れずに咲いてるもん。素直になることを怖がったりためらったりする必要なんて、全くないんだな。とは言え、感情が顔に出てしまうのは自分的大問題。それも、至極素直に。あぁ・・・


あの世界的な松下さんが大切にしてのは、お金でも名誉でもなく「素直なこころ」だったのだと思うと、あぁ本当にすごいなぁすばらしいなぁと思う。この本に出会えて本当によかったな。