奪われた記憶 / ジョナサン・コット
- 作者: ジョナサンコット,Jonathan Cott,鈴木晶
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 2007/10/01
- メディア: 単行本
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Memoryの語源となったラテン語「Memoria」には、=「思い出」と「想像力」二つの意味があることも興味深い。記憶は単に出来事の履歴でなく、想像力が加味されることで、さらに味わい深いものになっているのだ。
脳に電気を送ることと、アイデンティティが崩壊してしまう程の記憶喪失とがあまりにかけ離れすぎていて、驚きを禁じえない。有効性について未だ賛否両論なのは、ある意味救いかもしれない。