カポーティ

こ・・・これは最後まで分からなかった!「冷血」を書くまでのお話といえばそーなんだけど「そんだけ???」とも思うし、tsutaya discusのレビューにあるように「カポーティの側が、本当の意味での『冷血』なのでは」ってのも分かる気がするし。「カポーティの、ある種富裕層の側からの、偏った思いやりと優しさ」を表したかったのか、本当に謎。
とはいえ最後に出てくる強烈な絞首刑シーンを見ると、その後作品を一本も完成せず、死したカポーティの気持ちは分かる気がする。素直さって、時には相手のみならず、自分をも傷つけることがあるものだ。