ローマ教皇とナチス / 大澤武男
- 作者: 大澤武男
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/02/22
- メディア: 新書
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とはいえホロコーストの前後におけるローマ教皇のスタンスが分かったのはよかった。ピウス12世が沈黙に終始したのは、ある意味仕方無かった感もあるが、批判されてもやむなし。以前見た映画「ホロコースト-アドルフ・ヒトラーの洗礼-」のように、バチカンに何度進言しても断られ、結果自ら収容所へ行って亡くなった神父も実際のところ居ただろう。宗教の前に結局組織なのかよ?とも考えた。