口のきき方 / 梶原しげる

口のきき方 (新潮新書)

口のきき方 (新潮新書)

普段何気なく使っている言葉の意味を改めて考えることができた。又、若者言葉に見る彼らの深層心理はとっても面白かった。「今どきの若者は」と語るひとには読んで欲しい。みんな一生懸命で優しいのだ。
著者はアナウンサーの梶原さんだけあって、業界のお話など興味深かった。地震時の津波警報で使われる「念のため」は、そのエリア外でも注意してねという配慮も含んでの使われ方なのね。知らないことばかりだ。
最近の自分の口下手ぶりに幻滅したためこの本を借りたのだけど、面白いまま終わってしまい、私は一向に変わらない。とほほ・・・