この日、この空、この私―無所属の時間で生きる / 城山三郎

最近気になっている城山三郎さん。初めての一冊はとても暖かいきもちになった。とても素直で静かで洞察力があって、人がお好きな方なんだなぁ。無所属の風通しの良さは羨ましいけれど、随所に紹介されている城山さんの過去メモのお話を読むと、当然苦しみもおありになる訳で、あぁと思うところが沢山あった。
「家内という屏風のようなもの」はとても笑えた。又「深く生きる」には感銘。しばらく城山三郎さんブームが続く兆し。