ここに人間あり―写真で見るハンセン病の39年 / 大谷英之

ここに人間あり―写真で見るハンセン病の39年

ここに人間あり―写真で見るハンセン病の39年

永きにわたってハンセン病患者さんをみつめてこられた大谷さんには頭が下がる。私たちがこのような事実を知ることができるのは、大谷さんのようなジャーナリストの存在あってこそだ。
「読むことは生きること」。舌から血が出ても、点字を舌で辿って本を読み続けた患者さんの想い。人形をたいせつに、とてもたいせつにしている様。彼らをこのような目にあわせたのは、全て私たちひとりひとりの責任なのだ。