家族は孤独でできている / 石川 結貴

家族は孤独でできている

家族は孤独でできている

うーん・・・ちょっとびっくり。子供に与えている駄菓子丼のことを、臆することなく話す母親にはびっくり。たまに「ほか弁」とかならいいけど、ある程度きちんとした食事を与えないことも、違う意味の虐待になるんじゃないかなぁ。ほんものの虐待のお話のくだりは、どこにでもありえそうな感じすぎて、自分ももし子育てしたらこうなるのかな・・・なんて恐怖が頭をよぎる。
世の中こういうことばかりじゃないと思うけど、さすがに気が滅入る一冊。